感染増加を受け屋内施設を臨時休館へ　下関市「海響館」にも影響

（画像はイメージ　画像提供：北九州市観光情報サイト「ぐるリッチ！北Q州」）

北九州市内で、新型コロナ感染者が急増しています。5月23日からの9日間で97人の感染が発表されました。

市は、市営施設のうち「小倉城」や「関門海峡ミュージアム」、「北九州市エコタウンセンター」など屋内型の43施設の臨時休館に加え、「北九州市立美術館」や「いのちのたび博物館」など、新たに119の屋内施設を6月18日まで臨時休館としました。市内の感染状況により、再開の予定期間は前後する可能性があるとのことです。

下関市「海響館」も休館に

市内の感染者数が増加する中、山口県下関市に在住し北九州市の病院に勤務していた2人の感染が確認されています。

下関市の前田晋太郎市長は「下関市にも危険が迫ってきている」とし、観光地として知られる水族館「海響館」について、6月1日の予定だった営業再開日を18日まで延期することを決めました。

屋内施設は休館せず

「ギラヴァンツ北九州」の本拠地として知られる「ミクニワールドスタジアム北九州」では、屋外施設であることなどからトップチームの練習を再開しています。選手やスタッフなどの感染症予防を徹底し、トレーニングは非公開、練習見学やファンサービスは中止しています。

Jリーグは、今月末から来月にかけてリーグ戦を再開させます。「ギラヴァンツ北九州」が所属するJ2は、6月27日の再開が決定しました。無観客での開催が予定されていますが、ギラヴァンツファンにとってはうれしいニュースとなりました。

「到津の森公園」、「総合農事センター」などの屋外施設については、すでに再開しています。

（北九州ノコト編集部）

■再開している市内の施設一覧